ゴルフ肘・内側上顆炎とは
ゴルフ肘（ゴルファーズエルボー）は、肘の内側に痛みが生じる腱の炎症性疾患です。主に肘の内側に位置する前腕屈筋群（手首、手指を手のひら側に曲げる筋肉）が酷使されることによって引き起こされます。ゴルフ肘は名前こそゴルフと付いていますが、ゴルフをすることでのみで発症するわけではなく、他のスポーツや日常生活の活動でも起こることがあります。
ゴルフ肘＝内側上顆炎
※野球肘も、ある意味内側上顆炎ですが、少年の場合は、離断性骨軟骨炎など、重症のケースも野球肘に含むこともありますので「野球肘≒内側上顆炎」という感じです。少年の肘の痛みはまずは整形外科などでお医者様に診てもらってください。骨、軟骨に異常がなければ当院でも診させていただきます。
ゴルフ肘・内側上顆炎の原因
ゴルフ肘の主な原因は以下の通りです。
過度の負荷: ゴルフ、テニス、野球、重い物の持ち上げなど、腕や前腕に過度の負担がかかるスポーツや活動が原因となることがあります。
反復動作: 同じ動作を反復することで、肘の腱の付け根（上腕骨内側上顆）に負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。
姿勢の問題: 不適切な姿勢や体の使い方によって、腕や前腕の筋肉が過度に緊張し、腱にストレスがかかることが原因となる場合があります。
加齢: 加齢によって腱の弾力性が低下し、ゴルフ肘の発症リスクが高まることがあります。
ゴルフ肘・内側上顆炎の症状
ゴルフ肘の主な症状には以下のようなものがあります。
肘の内側の痛み: 肘の内側に痛みが生じることが特徴的です。痛みは軽度から激しいものまで幅広くあります。
痛みの放射: 肘から前腕にかけて痛みが広がることがあります。
腱の腫れや炎症: 外傷的に発症したり、炎症が進行すると、腱に腫れや熱感が生じることがあります。
ゴルフ肘・内側上顆炎の予防と治療
ゴルフ肘を予防するためには、適切なストレッチやウォーミングアップを行い、適切なフォームを身につけることが重要です。
ゴルフ肘の治療には以下のような方法があります。
休養: 腱にかかる負担を軽減するために、一時的に「ゴルフなど、痛みの原因になっていること」を控えることが必要です。
物理療法: マッサージ、温熱療法、電気療法などの物理療法が症状の緩和に役立つことがあります。
腱の保護: テーピングやサポーターの使用は、痛みを軽減させ、同時に患部を保護することができます。
抗炎症薬: 炎症の緩和のために、医師の指示に従って抗炎症薬を使用することが考慮されます。※整形外科、病院での治療です
筋トレやストレッチ：前腕の筋肉を強化したり（痛みが出る状態ではやらない）、全身の柔軟性を獲得することが、症状の改善につながります。
ゴルフ肘・内側上顆炎に対する大将堂の施術
- 操体法などの手技施術で関節調整：肘関節・肩関節・手首など、1番問題になっているケースが多いのは上橈尺関節
- 筋膜リリース：操体法による施術で全身の筋膜を速やかにリリース（歪んだ筋膜を本来あるべき場所にもどす）
- 筋膜のつながりを考えた揉みほぐし：前腕屈筋群、腕全体、胸筋、肩甲骨周りなど
- 癒着のはがし：筋肉同士、筋肉と骨、腱と筋肉などで起きている可能性のある「癒着」のはがし
ゴルフ肘・内側上顆炎の大将堂の施術実績
- 重症のゴルフ肘・内側上顆炎の場合（日常生活も困難な状態）：10回前後の施術での改善率は5割程度です。
- 中程度の症状のゴルフ肘・内側上顆炎（日常生活動作が少し困難な程度）：10回前後の施術での改善率は8割程度です。
- 軽症のゴルフ肘・内側上顆炎（痛みは軽くスポーツもできる程度）：10回前後の施術での改善率は9割以上です。
※身体の使い方、日々の生活、スポーツによる肘への負担のかかり具合が改善率を大きく左右するため「アドバイスを守ってもらう」「無理をしない」ことを前提としています
ゴルフ肘・内側上顆炎まとめ
ゴルフ肘は、肘の内側に痛みが生じる腱の炎症性疾患です。適切な予防や早期の治療が大切であり、症状の悪化を防ぐために適切な対応が必要です。症状が続く場合や重度の痛みを伴う場合には、早めに医師や専門家に相談することが重要です。
大将堂で施術を受ける場合
初回4500円 2回目1000円 通常料金6000円/1回
※特に「ゴルフ肘・内側上顆炎」のコースは作っていませんが問題ありません。電話なら症状を言っていただければOKです。ホットペッパービューティー、イーパークからのネット予約の場合は「肩こり改善コース」を選んでください。
電話で予約→☎090-9141-6753
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