ぎっくり腰とは
8割以上の方は施術後に痛みが半減します（一歩も歩けないような重症例は別です）。詳しくは後述。
ぎっくり腰とは腰が急に痛くなったもので、急な動作や、重いものを持ち上げるなどで腰に負担がかかったときに発症します。急性腰痛とか急性筋筋膜性腰痛症などとも言います。
経験上「強い炎症状態のケース」と「炎症がないorあったとしても弱いケース」があり、炎症が強いほど痛みが軽減しにくいです。
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰は以下のような症状を引き起こします。
- 急激な腰痛：急に強い痛み、時として猛烈な痛みを感じます。
- 腰のこわばり：腰部や背中の筋肉が硬くなって自由に動けなくなります。
- しびれ：腰から脚にかけてしびれを感じることがあります。
- 可動域の制限：重症の場合ほとんど動けないほどになります。
ぎっくり腰の原因
直接の原因
- ものを持ち上げる：腰周辺の筋肉が疲労状態にあるときは、軽いものでも持ち上げることが原因になりえます
- くしゃみ：急にお腹や腰に力が入ることで発症することがあります
- 日常の生活動作：ズボンをはくとき、洗濯機の中の洗濯物を取り上げようとかがんだときなどにも発症します
- 外部からの衝撃：子供が走ってきてぶつかられたときなどにも発症します
根本の原因
- 運動不足
- 筋力が弱すぎる
- 普段の身体の使い方に問題がある
- 足腰に疲労が溜まっていた
- 柔軟性不足
- 休養不足
ぎっくり腰に対する大将堂の施術
ぎっくり腰に対する施術は慢性腰痛に対する施術と異なります。
ぎっくり腰の場合、寝るとき、寝た状態から起き上がるときなどに激痛が走るケースが多いので、最初は腰掛けた状態で施術します。
- 圧痛操法：腰掛けた姿勢でツボを強く押して、筋膜・関節が整う動きを誘導します。はっきり言ってかなり痛いです。痛いですが、痛くなっている腰を押すわけではないので腰の痛みが悪化することは、経験上ありません。
- 仰向けでの操体法：圧痛操法で痛みが和らぎ、ある程度動けるようになった場合、仰向けになってもらい膝を立てて、動きやすい動きをしてもらって筋膜・関節を調整していきます。
ぎっくり腰の大将堂の施術実績
- 炎症がないor炎症が弱い場合：最初の一回の施術で痛みが軽減するケースは9割。最初の一回の施術で痛みが半減する（痛みが10→5になる）ケースが7割くらい
- 強い炎症がある場合（1人では歩けないようなケース）：最初の一回の施術で痛みが軽減（半減でなく軽減）するケースは8割。半減する（痛みが10→5になる）ケースは5割くらい
- 施術回数：5回以下で痛みがなくなるケースがほとんど
ぎっくり腰で施術を受ける前に
「症状が軽度で、かつ仕事が休めない」ようなケースの場合は、受けることで逆に悪化させるような施術でない限りは受けるべきだと思います。
しかし、1人ではまともに動けないような重症のときは、ちょっと身体の声に耳を澄ましてみましょう。まともに動けなくなるほどに酷使してしまった身体を無理に動かして病院や治療院に行って、痛みを抑え込んで、また酷使するのですか？その身体が1番望んでいるのは「ゆっくり休むこと」ではありませんか？最低でも1日はゆっくり休んだほうが身体は嬉しいんじゃないでしょうか。
※「ぎっくり腰になっちまった！痛いよー痛いよー！」バタバタとじっとしていられないときはぎっくり腰でなく尿管結石などの疑いが強いので病院に行ってください。
※「腰の激痛もあるけど同時に脚にしびれも出た」ようなときは椎間板ヘルニアを発症している可能性があるのでやはり病院で検査してもらいましょう。
ぎっくり腰の施術の重要性
重症のぎっくり腰の場合は最初はゆっくり休養するべきです。しかし、やはり施術は必要です。
当大将堂には慢性腰痛の方が大勢いらっしゃいますが、その慢性腰痛の始まりは「ぎっくり腰をやってから」というケースが多いです。思い当たる方も多いんじゃないでしょうか？
ぎっくり腰自体は時間が経てば治ります。ただ、慢性腰痛に移行したり、ぎっくり腰を繰り返すようになるのは理由があります。
その一つは身体の使い方の問題であり、もう一つは筋膜の歪みが継続していくからです。
慢性腰痛に移行させないためにも、ぎっくり腰を繰り返さないためにも大将堂での、施術とアドバイスを受けに来てみませんか？
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