テニス肘・外側上顆炎とは
テニス肘（テニスエルボー）は、肘の外側に痛みや炎症が生じる状態を指す一般的な名称です。テニスプレイヤーだけでなく、テニス以外のスポーツや日常生活でも発症します。テニス肘は、肘を動かすための筋肉や腱の炎症や損傷が原因となります。
※テニス肘=外側上顆炎
テニス肘・外側上顆炎の症状
テニス肘の主な症状は以下の通りです。
スポーツ時の痛み：特にラケットやバットなどを握るスポーツで痛みが出ます。
日常生活での痛み：物を持ち上げるときに痛みが出ます。よく聞くのは、腕を伸ばして急須やポット、醤油差しなどを持ち上げるときの痛み。手のひらを下に向けてなにかを握って持ち上げるときに痛みが出ます。
テニス肘・外側上顆炎の原因
過度の使用や反復動作: テニスや他のスポーツにおいて、ラケットを握ったり、バットを振ったりするなど、手首や前腕の筋肉や腱に過度の負荷がかかる反復動作が原因となります。
姿勢（フォーム）の問題: 正しい姿勢を保たず、肩や腕の位置が適切でない状態でスポーツを行うと、テニス肘の発症リスクが増加します。また、肩や肘だけでなく股関節、膝関節、体幹などの使い方、可動制限の問題も原因になります。
- 装備の問題: ラケットやバットなどのスポーツ用具が身体に合ってなかったり、グリップが不適切だったりすると、手首や前腕に過度の負荷がかかり、テニス肘を引き起こす可能性があります。
- 遺伝的要因: 個人の遺伝的な要素が、テニス肘の発症に関与することがあります。家族歴がある場合、テニス肘のリスクが高まる可能性があります。
- 筋肉の不均衡: 前腕の筋肉群のバランスが崩れ（手首を内に曲げる筋肉と反らす筋肉のアンバランス）、特定の筋肉が過度に緊張したり、他の筋肉が弱くなったりすることで、テニス肘のリスクが高まります。
- 更年期：加齢や女性ホルモン（エストロゲン）の減少によって、関節を支えている軟骨や筋肉の衰え、関節内の水分減少、更に末梢の循環が悪くなったりすることによって関節痛が起こるといわれています。更年期の方の場合「スポーツもしてないし原因がわからない」と仰るケースが多いです。
テニス肘・外側上顆炎に対する大将堂の施術
- 操体法などの手技施術で関節調整：肘関節・肩関節・手首など、1番問題になっているケースが多いのは上橈尺関節
- 操体法による施術で全身の筋膜を速やかにリリース（歪んだ筋膜を本来あるべき場所にもどす）
- 筋膜のつながりを考えた揉みほぐし：腕全体・肩甲骨周りなど
- 筋肉同士、筋肉と骨、腱と筋肉などで起きている可能性のある「癒着」のはがし
テニス肘・外側上顆炎の大将堂の施術実績
- 重症のテニス肘・外側上顆炎の場合（日常生活も困難な状態、更年期から来るテニス肘も重症であること多し）：施術後には楽になるケースも多いですが、根本治癒は難しいです。「整形外科での注射が効いた」と聞くケースが多いです。
- 中程度の症状のテニス肘・外側上顆炎（日常生活動作が少し困難な程度）：10回前後の施術での改善率は7割程度です。
- 軽症のテニス肘・外側上顆炎（痛みは軽くスポーツもできる程度）：10回前後の施術での改善率は8割以上です。
※身体の使い方、日々の生活、スポーツによる肘への負担のかかり具合が改善率を左右するため、アドバイスを守ってもらうことを前提としています
テニス肘・外側上顆炎の予防
テニス肘・外側上顆炎の予防には以下のポイントが重要です。
- 正しいフォームと頻度: テニスや他のスポーツを行う際には、正しいフォームと適正な頻度が重要です。正しいフォームでもやりすぎたら痛みにつながります。
- 筋力トレーニング: 腕や前腕の筋力を強化するための適切な筋力トレーニングを行います。
- 適度な休息: 過度な活動や連続した使用を避け、肘に十分な休息を与えることが重要です。
- ウォームアップとストレッチ: スポーツや活動前に十分なウォームアップとストレッチを行い、筋肉や腱を準備することが重要です。
大将堂で施術を受ける場合
初回4500円 2回目1000円 通常料金6000円/1回
※特に「テニス肘・外側上顆炎」のコースは作っていませんが問題ありません。電話なら症状を言っていただければOKです。ホットペッパービューティー、イーパークからのネット予約の場合は「肩こり改善コース」を選んでください。
電話で予約→☎090-9141-6753
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