世界一わかりやすい筋膜リリース

雑談

筋膜リリースって言葉は聞いたことがある人も多いと思いますが、実際に私がどういう考え方で筋膜のリリースをやっているかを説明します。(あくまで、私の考えです)


筋膜とは、全身の筋肉を包む1枚の膜だと言われています。


1枚の膜ではあるようですが、特に膜の(繊維の)繋がりが深いところを、専門家は筋膜ラインと呼んだりします。書籍「アナトミー・トレイン」には、身体の表面や深部を、縦や斜めに走る12の筋膜ラインが紹介されています。


筋膜リリースのリリースとは、開放するという意味です。


何から開放するかというと歪みです。筋膜の歪みというのは、筋膜の一部が縮こまった(ちぢこまった)状態だと考えます。


筋膜が縮こまった状態とはどういう状態か?


それが大事なのですが、、、たとえばジーパンを履いていて、ジーパンが太ももの肌に張り付いて、股関節の動きが著しく妨げられることってありませんか?誰でもありますよね?特に少し汗ばんでいるときとか。


これは、一時的な癒着と考えていいと思います。

この状態こそが、筋膜が縮こまっている状態に近いと思うのです。


ジーパンは体の一部ではないので痛みは出ませんが、実際の筋膜が縮こまると、動きが妨げられて更に痛みが出ることになります。


で、ここで質問したいのですが、ジーパンがお肌に張り付いて動きが悪くなったときに、あなたはどうしますか?

ジーパンの上から、太ももなり、お尻なりをもみほぐしますか?


もみほぐしてもお肌とジーパンの癒着は改善されませんよね?

おそらく、手の指先でジーパンの張り付いてるあたりを摘んで引っ張り上げてお肌から引き剥がすようにしますよね。


それこそがリリースです!


だから、筋膜の歪みは(普通の)もみほぐしでは改善しないのです


実際は筋膜をつまみ上げることは困難なので、いろいろな手技を用いて筋膜をリリースしていくわけです。


筋膜をリリースできれば筋膜リリースなわけですから、いろいろな筋膜リリースのやり方があります。


それで、いろいろな筋膜リリースのやり方の中で、私は「操体法」が最も効果的だと考えているのです。


操体法とは、動きの中で筋膜を調整していく手技だと考えています(他にも効く理由があります)。


動いてもらう時、よっぽど感覚が鈍くない限りは気持ちよさを感じます。


私は、この気持ちよさは、筋膜が本来あるべき場所に戻っていくときに感じる気持ちよさなんじゃないかなあ?と考えております。


当院の操体法で、筋膜を気持ちよくリリースしましょう!


お待ちしております!

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました